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Rio_YAMASHITA

「アメリカと日本における健康への意識の違い」

調査者:2713170046-1  Rio YAMASHITA

2713170015-1       Haruka GODA

 

プロジェクトの計画

日本とアメリカの健康の違いをサプリメントとオーガニックの点から調べる。

 

 

事前の実施報告

(サプリメントについて)

日本とアメリカの製品を比べた時によく日本の方が高品質だと思っている人はとても多いが、これは本当なのだろうか。サプリメント消費の点で特にアメリカは先進国といわれている。サプリメント先進国のアメリカのサプリメントは本当にいいのだろうか?仕組み、成分、価格、種類などあらゆる点から調べたい。

 

アメリカと日本のサプリメント利用にこのような違いが表れるのは、健康保険制度の違いがあるからだと考えられる。

日本は全員が公的な保険制度に加入しているがアメリカは同じではない。アメリカは決められた条件をクリアしている人のみが公的な保険制度に加入することができる。主な公的保険制度はMedicareMedicaidのふたつがある。メディケアは、65歳以上の高齢者、身体に障がいを持つ人、透析や移植を必要とする重度の腎臓障害を持つ人を対象としたアメリカ政府が運営する制度で、メディケイドは低所得者を対象に、州政府とアメリカ政府によって運営されている。そのため、公的保険制度に入っていない人が病院に行くと診察費がとても高額になることがあるため健康維持の関心が高くなり、薬よりも安価なサプリメントを積極的に用いるようになったといわれている。

また、日本はサプリメントを「食品」として分類しているのに対し、アメリカはサプリメントを「健康補助食品」といって医薬品と食品の間のものとして分類している。

そのため、アメリカのサプリメントはDSHEA(米・栄養補助食品教育法)によりFDAFood and Drug administration:食品医薬品局)の厳しい管理のもと、メーカーは消費者とFDAに化学的なデータを開示しなければならない。そしてFDAに承認されたもののみが市場に流通される仕組みとなっている。

これに対し日本は食品衛生法によって規制されているのみで医薬品であれば必要とされる厳重な審査を必要としない。

これらの事前学習によると、サプリメントの仕組みの点ではアメリカのサプリメントの方がいいのではないかという考えになった。

 

 

(オーガニックについて)

一般的にアメリカは肥満大国であると考えられている。また、その理由としては食問題が挙げられる。一方で日本食はヘルシーであるという認識を私たちはもっている。では、本当に日本人はアメリカ人よりも健康的であるのだろうかという点について疑問を抱いた。

日本のスーパーマーケットとアメリカのスーパーマーケットを比べた時、アメリカでのオーガニック食品の販売が豊富であると言われている。アメリカ人がオーガニック食品に注目している理由としてサプリメントと同じようにやはり健康保険制度の背景が見られる。両国とも野菜や果実の栽培をする際に強い薬剤を使用しており、その薬剤はガンなどの病気になるリスクもある。このような病気になった際の診察費へのリスクを考え、日ごろからの健康への意識が高まっていることからオーガニック食品にアメリカ人は注目していると考えられる。

また、日本ではオーガニック食品は高級品であるとの認識があり、購入者が少ないのではないかと私は考えている。これについてはアンケートをとっているところである。さらに、アメリカと日本のオーガニック食品への基準は異なっており、アメリカの基準の方が厳しい現状である。アメリカでは、農務省(USDA: United States Department of Agriculture)傘下の全米オーガニックプログラム(NOPNational Organic Program)という制度により、オーガニック食品の認証が行われている。NOPでは、オーガニックの定義を以下のように定めている。「オーガニックとは、認可された手法で生産された食品、あるいはその他農業製品のことを指す、表示用の用語である。その手法とは、資源の循環を育み、生態系のバランスを整え、生物多様性を保護することが可能な、文化、生物、機械を使用して行う農法を取り入れたものである。合成肥料や下水汚泥、放射線照射、遺伝子操作は使用してはならない。」

一方日本では、農林水産省(Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries)が有機JASとしてオーガニック食品の認証が行われている。定義の内容はほぼ同じであるが基準が異なることで、日本ではオーガニック食材として売られていてもアメリカではオーガニック食材として売られることがない。この点からもオーガニックへの意識の違いが見えてきた。

 

(アンケートについて)

今回アンケートでは性別、年齢、暮らし方(一人暮らし、家族)、健康の意識調査に関する質問、サプリメントに関する質問、オーガニックに関する質問を設けた。これについては、実施中であるためまだ結果は見えていない。


現地で実施する予定の内容

・アメリカでの健康の意識調査のアンケートを通して、日本とアメリカの健康意識の違いを調べる。

・現地のドラッグストアを訪れて日本との違いを観察する。

・(可能であれば)実際にサプリメントを買ってみて日本のサプリメントとの比較を行う。

・ドラッグストアの店員にインタビューを行う。

・現地のスーパーを訪れてオーガニック食品の規模など日本との違いを観察する。

・(可能であれば)アメリカではオーガニックフェスが開催されているので訪れて

 オーガニックについて深く学ぶ。

・スーパーの店員にインタビューを行う。

 共同調査者ページ

(https://sites.google.com/a/pep-rg.jp/ucd2019/members/haruka_goda)

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